実は、信用組合には地域・業域・職域の3つの業態があり、その業態によって取引の相手方が変わってまいります。
地域信用組合は一定地域内の事業者や生活者のための信用組合です。
私たちにとって一番馴染みのある街の金融機関をイメージしていただくとわかりやすいと思います。
サラリーマンや主婦、学生さん、商店街で商売されている方など一定地域内のお客様が利用する信用組合です。
つづいて、業域信用組合は同じ業種の人たちのための信用組合です。
医師、証券業、出版製本の信用組合があります。
都内には、なんと東浴信用組合という公衆浴場(銭湯)で働く人たちのための信用組合もあります。
職域信用組合は同じ職場に勤務する人たちのための信用組合です。
警察官や消防士、東京都庁や市役所職員、鉄道、新聞社などで働く人たちのための信用組合があります。